前回の2作品とは重みが全く違いますね。
泣かせの意図も全く感じられない。
本当に、ドキュメントを見ている気持ちになりました。
実際、10年前、そして去年、
このような状況になっているんですよね。
「全員が被災者なんです」
という進藤先生の言葉がすごく重くのしかかりました。
これは日本国民へのメッセージですね。
「今何が出来るか」
それを冷静に考えて行動しなくては。
ほんと、地震っていつ起こるか判らないわけで。
いつ自分の身に降りかかってくるかも判らない。
そんな時にどのような心持ちで、いかなる行動をとるべきか。
今まで見てきた中で、一番「重い」ドラマになりそうです。
阪神大震災から10年。
私、震災が起こった年の夏、甲子園に行ったんですね。高校野球を見に。
その際、ちょうどその頃西宮に住んでいた知り合い一家に
神戸の街を案内してもらいました。
あの光景は、未だに忘れる事ができません。
今日も、救命病棟の次回予告が流れているときに
新潟県震度4の地震という速報が流れました。
そして11時過ぎ、
北海道で震度5強の地震・・・
日本に住んでいる限り、逃れることのできない「地震」。
もっと自分のこととして考えていかなければいけない、
そう強く感じます。