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空の青と本当の気持ち。


スローライフ in Nakano
by nanigahosiinoyo
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やばいセンチメンタルだ

本当に忘却の彼方だったことが、どんどん思い出される。やばいな。
彼のことは、忘れるのに本当に本当に苦労した。
結局半年はかかったんじゃないかな。

彼は結局振り向いてはくれなかった。
でも彼はきっと、私のことは嫌いじゃなかったと思う。

忘れたころにメールとかしてきてたし。

普段全くメールしないくせに。

すっげえ他愛無い内容だったけど。

でも、別にあたしにいちいち話すような内容でもなかったよね。

彼に恋してるとき、苦しい思いばっかりしてきたけど
嬉しい思いも結構した。
そのうちの一つが、私が好きなものを彼が好きになってくれたこと。
全然興味なかったのに。
1年の春休み、私はモンパチにはまっていた。
(これまた若いな・・・でもパンクは今でも嫌いじゃない。
Green DayとかGood Charlotteとかはたまに聴く。
勿論モンパチは今でも好き。
基本的に一度好きになったものはずっと好きである)
で、暇さえあればモンパチを聴き、口ずさんでいた。
バイトはコンビニだったので、有線が常に流れていた。
そこでモンパチが流れると、私はいつも歌っていた。熱唱。
一緒に入っていると、音楽の話とかも結構したかな。
それで、彼が少しずつ興味を持ってきたみたいで。

ある日突然、
モンゴル80000のアルバム貸してくらはい』ってメールが入ってきた。

彼は小ネタを仕込むのが好きだった。
なかなか普段見かけない人種だったと思う。
(店に入ってきたB系の男を見ていきなり「チェケラッチョ~!!」と言ったり、
例を挙げればなかなかキリがない)
で、とにかくマイペース。我関せずの男。
気を遣うって言葉を知ってるのか?ってカンジもしたけど、
変に介入してくることも全くない奴だった。不思議系。
私があれがいい~これがいい~~って言ってもいっつも何の反応もなし。
「まじでか!」ってゆってるだけ。
だからこそ、彼がモンパチを気に入ってくれたことはとても嬉しかった。
まあ、モンパチだから気に入ったってことは十分にありえるけど。

でも、恋すると盲目になるじゃない、全てにおいて(苦笑)。

なんか、とっても懐かしい。
彼には感謝しないとだな。
いい思い出、いっぱいくれてるじゃん。

思い出って、本当に美化されていくものだね。

あんなに苦しい思いをしたのに、
それよりも幸せな思いをしたって印象が強い。

今となっては、だけど。

by nanigahosiinoyo | 2004-10-17 03:40 | relationship
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